R8C/Tinyマイコンの紹介
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R8C/Tinyマイコンとは
2003年4月に(株)日立製作所と三菱電機(株)の両社が,システムLSI事業を中心とする半導体新会社として(株)ルネサステクノロジを設立しました.R8C/Tinyシリーズのマイコンは,ルネサステクノロジがスタートして最初に世に出したマイコン・シリーズ製品になります.
さて,以前にH8/Tinyマイコン基板が,CQ出版社トランジスタ技術2004年4月号の付録としてついてきました.今回はその第2弾としてR8C/Tinyマイコンを付録基板として付けてくるようです.
まずは,下記のWebページを見てください.
このマイコンの特徴は,
●高性能16ビットCPUコア(乗除算命令も搭載されています)
●最大動作周波数:20MHzで動作します.
●低価格なFLASHマイコンです.
サンハヤト社オリジナルのR8C/15Tinyマイコン(20ピンDIP版)が800円程度で購入できます.
●高機能なモジュール回路を内蔵しています.
(高速オンチップオシレータ,電圧検出回路,パワーオンリセット,データフラッシュ,高速A-D変換器などなど)
●豊富な情報がルネサステクノロジ社から提供されています(アプリケーションノートや各種マニュアルなど)
●無償もしくは低価格な開発環境が提供されています.(HEW4,E8オンチップデバッガなど)
●2005年5月号
マイコン基板は,28ピンDIP ICのように扱えます.20MHzの発振子,EIA-232トランシーバも搭載していますので,周辺部品が極力少なく動作させることができるでしょう.5月号ではC言語でマイコンを動作させています.
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